こんにちは、Aasa(あーさ)です。
このブログでは、週2・3の活動で毎月20~30万円を稼いでいる、主婦せどらーの私が、せどりのノウハウについて詳しく解説しています。
せどり始めたいけど、ツールって使わないといけない?
いろんなツールがあって、どれを使ったらいいのか分からないよ・・・
では、特に初心者向けの電脳せどり用(PC用)せどりツールをご紹介します!
私は、出産をきっかけに退職後、育児をしながらできる仕事を探していた時に「せどり」と出会いました。
育児をしながら、しかも物販の知識0からのスタートだったので、最初は不安ばかりでしたが、いろいろな分野のせどりに積極的に挑戦した結果、自分にあった物販を見つけ、開始1年で月商200万に到達することができました。
せどりを始めたばかりの頃の私は、リサーチツールだけでもいろいろなツールがあってどれを使ったらいいのか分からず、ツールを選ぶだけで多くの時間を費やしてしまいました。
しかし、初心者向きかどうかや自分のせどりスタイルに合っているかなどを考えながら、いろいろなツールを使っていくうちに、各ツールの特徴を把握することができました。
そこで、この記事では、電脳せどり用(PC用)のリサーチツールについて、各ツールの特徴とそれぞれどんな人に向いているかなどを説明しています。
せどりを始めたばかり、またはこれから始めたいと考えていて、「ツールを導入したいけどどのツールを使ったらいいのか分からない・・・」と悩まれている方は、この記事を読めば使うべきツールがわかりますよ!
電脳せどり用(PC用)必須リサーチツール
Amazonセラーとしてせどりをするなら、まず利益が取れる商品を見つけないと始まりませんよね。そこで最初に必要となるのが、仕入れて良い商品かどうかを判断するためのツールです。
また、この記事で紹介するツールは、店舗仕入れの時というよりは、主にパソコンを使用した電脳仕入れのリサーチで活躍するものを記述しています。
紹介するツールはスマホで使用することもできます。しかし、GoogleChromeの拡張機能を使用することもあり、パソコンでの使用の方が圧倒的にリサーチ効率は高くなります。
では、以下の5つのツールを比較しながら紹介していきますね!
では、5つのリサーチツールについて、次の項目ごとに説明していきますね。
- 電脳せどり用リサーチツールの概要
- 検索機能
- 仕入れ判断(利益計算)
- 仕入れ判断(販売数)
- リサーチ補助
まずツールの概要です☆
電脳せどり用リサーチツールの概要
ツールの概要として以下の4点を比較してみました。
まず比較表です。
月額費用(料金)・無料期間
まず費用面では、①イーリサと②モノトレーサーが無料で使えるのが目を引きますね!
次にイーリサプロが月額4,980円と最も高額なツールです。ただ後述しますが、この金額でも十分安いと思える程、機能が充実しています☆
とにかく使ってみたいという方は、イーリサプロとデルタトレーサーには無料期間があるので試してみましょう。
個人的には次の流れで使っていくのが今のベストかなと思います☆
- モノトレーサーを会員登録して無料で使える機能を使ってみる。
- イーリサプロの無料期間でモノトレーサーにはない機能を中心に使ってみる。
- イーリサプロを継続して使うか、モノトレーサーで十分かを検討する。
なぜモノトレーサーとイーリサプロなのかは、後述の各ツールの機能説明の中で説明していきます。(私のおすすめは断然この2つです!)
なぜモノトレーサーとイーリサプロなの!?
私のおすすめはこの2つですが、詳しくはこれから機能説明の中で説明していきますね☆
商品詳細情報
商品を検索すると表示される情報です。表示される基本的な情報はどのツールも同じですが、表示レイアウトなどは自分の見やすく感じるものを選びましょう。
次の画像はイーリサの商品詳細画面ですが、UIが良く、個人的にはとても見やすいレイアウトだと思います☆
検索機能
続いて検索機能として以下の4点を比較してみました。
まず比較表です。
検索履歴閲覧
過去に自分が閲覧(検索)した商品を一定期間分振り返ることができる機能です。自分がその日に検索した商品を再確認して、見間違いや確認もれがないかなどを確認できます。なくてもあまり支障はないですが、あればベターですね。
他モール横断検索機能(他モール販売情報)
楽天・ヤフショ・メルカリなどの他モール上での検索をワンクリックでできる機能です。ボタンをクリックすると該当モールの検索ページが表示されます。
イーリサ・モノトレーサー・デルタで使えますが、特にモノトレーサーではボタンクリック後に次の画面が表示され、検索したいワードを調整できるのが便利です。
モノトレーサーでは検索精度を上げられるのが良いですね☆
さらに、イーリサでは、商品情報のトップ画面から「他ショップ・モール情報」をクリックすると次の画像のように他のモールでの販売情報が表示されます。
違う商品が表示されることもありますが、楽天市場とヤフショでの販売状況を一瞬で確認できるので、かなり便利です!損益分岐点を下回っているショップがあれば、サクッと仕入れできちゃいます。
フィルター検索(Product Finder)
売れ筋ランキング・Amazon直販有無・コンディション別現在価格・出品者数・ランキング下落数などで検索情報にフィルターをかけて検索できる機能です。
もともとKeepaのProduct Finder(プロダクトファインダー)が、フィルター検索機能として有名でしたが、今ではKeepaの他にも、イーリサプロ・リーファ・デルタトレーサーで使用できます。
一括検索機能(Product Viewer)
一回でまとめて複数の商品検索ができる機能で、イーリサプロとKeepaで使用できます。(Keepaでの名称は、Product Viewer(プロダクトビューワー))
検索したいASINコードかJANコードをまとめて入力して商品情報を確認できるので、大量に検索したい商品情報がある場合には、リサーチ時間を大幅に短縮することができます。
電脳せどりでの活用方法の1つとして「ASIN Pick」というGooglechromeの拡張機能を使用する方法があります!詳しくは以下の記事で説明していますので、ぜひご覧ください☆
スマホ(バーコードリーダー)での商品検索
バーコードリーダーの導入方法はそれぞれ大きく異なります。(デルタトレーサー以外で使用可能です。)
ERESA(イーリサ)
まずイーリサはオリジナルアプリがあるのでそのアプリをダウンロードするだけで使用可能です。
このアプリは無料会員でも使え、Keepaグラフも確認できるのが素晴らしいですね☆
さらに有料会員(イーリサプロ)では、新品出品の「プライム」・「プライム以外」での損益分岐点も確認できるので便利です!
Mono Tracer(モノトレーサー)
次にモノトレーサーですが、アマサーチという別のリサーチアプリと連携して導入する方法です。
モノトレーサーでは、アマサーチをカスタムすることにより、リサーチ時にモノトレーサーで簡単に商品のグラフを確認できるようになります。
グラフ確認にひと手間かかりますが、無料でここまでできるのはありがたいですね!
公式ページにカスタム方法の詳細が記載されていますので、興味のある方はご覧ください。
Leafer(リーファ)
リーファはウェブサイトからカメラを起動し、バーコードを読み取ります。
専用のアプリはなく、ブラウザから読み取る仕様なので、一見使いにくそうに思えますが、QRbotなどの外部アプリを使用することによりかなり快適にスキャンすることができます。
Keepa(キーパ)
専用アプリからのスキャンによりKeepaのグラフを確認できますが、利益計算などができないため、これだけで仕入れ判断をするのは難しいと思います。
仕入れ判断(利益計算)
検索した商品情報の中でまず確認するのは損益分岐点(入金額といわれることも)ですね。この金額より安く購入できるかどうかで仕入れ判断をします。
比較表です。
Keepaを除く全てのツールで確認可能になっています。
基本的には新品・中古の区分別の最安値から算出した損益分岐点が表示されています。
イーリサプロでは、ここの金額が上の画像のようにさらに詳しく表示されています。
このような区分表示は、正確な仕入れができるのでとてもありがたいですね☆
また、損益分岐点が表示箇所の近くに「利益計算」を電卓のように計算できる機能もあるので、粗利の額を確認したい時に便利です。
仕入れ判断(販売数)
利益がでる商品を見つけたら、次はどれくらい売れているか(販売数)を確認しないといけませんね。
そこで見るのが「推移グラフ」や「月間販売数」ですね☆
比較表です。
推移グラフ(売上ランキング推移グラフなど)
一定の期間別に以下の項目に関する推移を表したグラフ、今のカート価格で売れているのか、売れるなら何個ぐらい売れるのかなどを確認できるせどりにとって非常に重要なデータです。
5つのツールのグラフを並べてみました。
ツールごとのグラフの色や表示方法は少し違いますが、基本的には全て表示している内容は同じです。
5つの波形を見やすさ(視覚的な読み取り難易度)で分けてみました。(あくまで私が見比べた時に感じた個人的な感想です。)
【ツール名】 | 【見やすさ】 |
イーリサ | シンプル |
モノトレーサー リーファ デルタトレーサー | 標準 |
Keepa | 複雑 |
イーリサのグラフはとてもシンプルに表示されているため、初心者の方には最も見やすいグラフだと思います☆
結局、この辺りは好き嫌いや慣れだと思うので、自分が一番見やすい感じたグラフを試してみてください!
また、グラフの表示期間は5パターンあり、デルタ以外は全期間の表示が可能です。(デルタは24か月)(イーリサ無料版は「1・3か月」のみ)
月間販売数(ランキング降下回数)
売上ランキングの推移グラフの降下回数(これが販売数)をカウントした数値を新品・中古別の期間別(1・2・3か月・3か月平均)で表示(イーリサだけ新品・中古別の区分はなく、期間は30日・90日・180日・365日)
カート取得率
Amazon本体・ライバルセラー・自分のカート取得率を確認できます。ライバルとの取得率の差も確認できますね。
表示期間に差はありますが、イーリサ無料版以外のツールで表示されます。
ここからセラーリサーチなんかもできますね☆
セラーリサーチといえば各セラーのセラーIDをコピーして、検索窓にペーストして、出品情報を確認して・・・という作業がありますが、イーリサプロの場合、セラーID欄の右端にある検索ボタン(虫眼鏡のボタン)をクリックするだけでそのセラーの出品情報を確認できるので、とても快適です!
カート取得率についてもっと知りたい方は、こちらの記事で詳しく説明していますので是非ご覧ください☆
最安値一覧表示
日付別の「ランキング」、「新品・中古別の出品者と最安値」の推移が表示されています。
この一覧は、特に中古せどりの仕入れ判断に必要な情報ですが、Keepa以外のツールに表示されます。
リサーチ補助
利益計算や販売数に関するメイン機能以外にも、ツールによってたくさんの便利な機能があるので見ていきましょう。
比較表です。
お気に入り登録
まずお気に入り登録ですが、確認した商品が仕入対象であれば仕入れリストに入れておいたり、仕入判断に関するメモを残しておける機能です。全てのツールで使用可能です。
人気商品ランキング表示
簡単にカテゴリー別のランキングを表示できるものです。リサーチ時にプレミア商品を見逃さないようにプレミア商品情報の知識を得ておきましょう。
イーリサプロとリーファで使用できます。モノトレーサーではカテゴリ別ではないですが、トップ画面に各日のランキングが表示されています。
- 【イーリサ・リーファ】カテゴリ別ランキング
- 【モノトレーサー】各日の人気商品ランキングTOP10
トラッキング機能
気になる商品について、一定の条件で設定した条件を満たした時にメールで通知を受けられる機能です。
イーリサプロとKeepaで使用できます。(2024年3月時点ではイーリサプロはβ版(試験運用版))
例えば次のような設定をして仕入れ効率をアップできます☆
- Amazon本体の出品価格が5,000円以下になったら通知(いわゆるAmazon刈り取り)
- 出品者数が5人以下、売れ筋ランキング100位以下になったら通知(回転数が良くなった時に販売したい時)
- タイムセールが始まったら通知(割引された時に仕入れしたい時)
セラーリサーチ機能
この機能ではライバルセラーなどのセラーIDを入力して、その出品者の出品商品一覧を確認できます。イーリサプロとKeepaで使用可能。
どうやって使うの?
例えば次のようなセラーから利益商品をリサーチできます☆
- 自分がよく出品しているジャンルの商品を販売しているセラー(自分が取りこぼしている利益商品が分かるかも)
- ポイントせどり用の高回転率の商品を販売しているセラー(他にも高回転率でポイント利益を得られる商品が分かるかも)
- 高利益率で売れた商品を販売しているセラー(他にも高利益率の商品が分かるかも)
検索後の表示内容からもイーリサプロが断然使いやすいです!
私がイーリサプロを使っている理由の1つは、このセラーリサーチがあるからです☆
すごくおすすめですよ!
拡張機能
全てのツールでそれぞれ専用のGooglechromeの拡張機能が使用できます。
全てのツールに共通している機能は「Amazon商品ページ下部に、商品詳細情報(月間販売数・推移グラフなど)が表示される」というものですが、イーリサとモノトレーサーでは、加えて次のようにKeepaグラフなどが表示されます。
【イーリサ】Amazon商品ページ上部にKeepaグラフが表示
【モノトレーサー】表示されたKeepaグラフをクリックすると4種の期間別グラフがポップアップ表示
【イーリサプロ】Amazonでの検索商品の一覧画面でKeepaグラフと損益分岐点が表示され、利益計算も可能
特にこの最後のイーリサプロの表示機能はかなり便利ですよ☆
まとめ(私がおすすめする電脳せどり用リサーチツール)
この記事では、せどりでのリサーチ、特に電脳せどりとしてパソコンを使用してのリサーチをする場合に使えるツールを5つ紹介しました。
最後にまとめとして、5つの中でも特に私がおすすめするツールとその理由をお伝えします。
私がおすすめする電脳せどり用リサーチツール
私がおすすめするツールは冒頭にも記述していたとおり、モノトレーサーとイーリサプロです!
まず5つのツールの機能比較表の全てです。
モノトレーサー(MonoTracer)をおすすめする理由
もう一つの無料ツール「イーリサ(無料版)」と比較すると、以下の理由からモノトレーサーが◎
- モノトレーサの方が推移グラフの表示期間が多い(1・3・6・12か月・全期間)
- モノトレーサではカート取得率を確認できる
リーファ(月額2,178円)と比較しても、以下の理由からモノトレーサーが◎
- 利用できる機能はほとんど同じ
- リーファはフィルター検索が可能だけど、その機能のために月額約2千円は高い・・・(しかもモノトレーサーでもフィルター検索の導入が予定されている。)
費用がかからず(会員登録のみ)でこれだけの機能が使えるので、特に初心者(中でもこれから始める方)におすすめします!登録はしたい方は以下からどうぞ☆
イーリサプロ(ERESA PRO)をおすすめする理由
上記にあげた機能は、仕入効率向上に大きく影響するものばかりです!
でも月額4,980円もするんだよねぇ。
それでもイーリサプロをおすすめする理由があります☆
先程の機能だけでも月額費用を充足するほどメリットがあると思いますが、さらにイーリサプロを使用すると以下の内容も享受できます!
現在もまだまだいろいろアップデートをしていて今後も楽しみです!登録したい方はこちらからどうぞ☆
初心者におすすめな使用順
最初にも記述しましたが、最初は無料で使えるモノトレーサー、少し慣れてきたらイーリサプロに移行という流れがおすすめの使用順です。
1.モノトレーサーを会員登録して無料で使える機能を使ってみる。
2.イーリサプロの無料期間でモノトレーサーにはない機能を中心に使ってみる。
3.イーリサプロを継続して使うか、モノトレーサーで十分かを検討する。
私はせどりを始めた頃、それぞれのツールの特徴が分からず、ツールの選定に多くの時間を費やしたり、自分のスタイルに合わないツールを購入したりなどの失敗もありました。
当時とは使用できるツールの内容も大きく変わっていますが、これまでの私の経験をもとに各ツールの特徴を記載しているので、これから新規にツールの導入を考えている方の参考になればと思います。
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